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実はかんたん!?PCで地図をつくろう!

コツさえ掴んでしまえば案外簡単にできる!?地図づくりについてお話していきます。

国際図と情報

国際図は先進主要国が分担して作成されましたが、世界大戦で中断されたり、積極的に支援しようとする国が現れなかったため、戦後は国際連合が調整しています。1970年代には一応の完成をみましたが、精度が低い地域もあったため、現在に至るまで改定作業が行われています。
この国際図は一般的な地図とは異なり、多様な情報がインプットされています。自然はもちろんのこと、社会、経済、文化等、地図と繋がる情報は多岐にわたるのです。現代地図の特徴は国際図だけではありません。その作成方法も現代ならではのものです。
古代ローマの時代、アグリッパ命を受けた測量士は鳥の視点に憧れたはずです。地理を把握する上で、空を飛ぶことができればどんなに楽で正確か、過去の測量士や科学者は皆そう考えたことでしょう。現代では当たり前に使用されている航空機とカメラが地図作成に占める位置を、現代人は軽んじるべきではありません。カメラが登場したのは19世紀でした。当時は地図作成者が目の色を変えてそのカメラを利用しようと試みたのですが、地形図を作るまでには至りませんでした。それでも気球から撮影したり、高所から撮影して建物の位置を把握したりできたので、未来の進展に希望を膨らませたことは間違いありません。
その後、航空写真を地図作成に応用しようと奮闘したのはアメリカでした。イギリスやフランスとは異なり領土が広大であるため、隅々まで精緻に測量できておらず、何とか追いつきたいと必死でした。官民一体となって世界大戦で使用された飛行機を利用し、航空写真を大量に生み出しました。飛行機の底に穴をあけてカメラをセットし、エンジンを切って撮影するなどした涙ぐましい努力は、次第に実を結ぶことになります。

2020-09-22

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